#FFFFFF | 私のお守りのような1冊の話

Twitterで仲良くさせていただいている茉莉子さんとお話をしていて、楽しそう、絶対やりたい!となった、決めたお題に沿ってブログを書いてみよう、という試み。

たくさんの素敵なお題が集まって、最初のお題をどれにしようかすごく迷ったんですが……。今回は、私のお守りのような1冊の話について書いてみようかなと思います。


私のお守りのような1冊

ドミニック・ローホーさんの『シンプルリスト』 (2015年)です。

カバーをつい剥いで保管してしまう、よくないんですが……。

同じぐらい、『シンプルに生きる』も読んでいますが、一冊選べ、と言われると『シンプルリスト』の方かなぁ、と思います。

仕事に疲れた時、ストレスを感じた時、路頭に迷ったと感じる時に手に取る本たち。

もしかすると手に取ったことがある方も多いかもしれません。

出会いの話

わたし自身がどういう起因でこの本を手に取ったんだったかはちょっと思い出せないんですが、そのぐらい生活に馴染んだ本とも言い換えられます。

2015年、といえば新卒入社した会社で2年目。新卒が配属されることはほとんどない部署で、職場ではずっと最年少でしたが、やるべき領域が増えてとにかく毎日が秒速で過ぎていた頃。仕事は忙しけれども順調と言えば順調、その分私生活はすり減る一方で、当時お付き合いしていた恋人とは遠距離になってしまい、というそんな感じ。きっと思い悩むことも多かったんだろうなぁ、と自分のことながら他人事のように考えてしまいます。なのでおそらく、自分を客観視するためのなんらかを必要としていたのかな、と思います。

本にまつわる話

書店に並んだ時期はミニマリスト文化が流行った時代と符合しますが、収納術や物の捨て方みたいな話とは全く無関係です。物質の話はほんのり出てくる程度で、どちらかというとこれは自分自身を内省する、自分自身と向き合って感情や感覚、記憶を整理する普遍的なツールとしての位置付けの本だと思います。本には筆者が提示してくれるリストがさまざまなテーマで用意されており、それにしたがって自分の考えを書き出してみるという使い方をします。

ふわっとした言葉は具体化するのが難しく、自分と向き合う、というふんわりした言葉も例に漏れずそうで、何をするといいのかがわからなくなるんですが、そういう時にこの本に挙げられているリストに沿って自分の思い浮かんだものを書き出してみるとちょうど良いのかなと。

挙げられているリストは例えばこんな感じ(抜粋)。リストの内容はもちろんパーソナルなものなのですが、リストのうちのいくつかはブログやSNSで他の人の考えも聞いてみたいな、と思うものだったりもします。

  • 作ったリストのリスト(何をリストにしたか管理するために作る)
  • 「これが私!」と言えるものが見つかるリスト
    • 居心地がいいと思うカフェや公園
    • 部屋におきたい花や植物
    • 身につけたい色
    • 自分らしい服やアクセサリー
    • 好きな食器や調度品のスタイル
    • それをすることによっていきいきとできること
  • 「一目惚れ」リスト
    • 美しいと思う言葉や表現
    • これまでにみた美しい自然の景色
    • お気に入りのものや場所
  • 自分の多面性リスト
    • 子供のときに好きだったこと
    • 自分が期待していることと後悔していること
    • 他人にもたれていると思われるイメージ
  • 恋人との関係を見つめるためのリスト
  • 人生の方針を定めるためのリスト
  • 大切な人の死に直面したときのためのリスト

全部のリストをやってみる必要はなくて、気に入ったもの、目についたものからやっていくといいのかなと思っています。色々な角度からリストが挙げられているので、自分の思い悩んでいること、気になるところからで。完璧に頭からやろうとすると挫折するし読みながら寝ちゃいますから。

本との付き合い方

この本との付き合いも5年経ちましたが、わたし自身も全てのリストを作っているわけではなく、また一度作ったリストの中身がずっと更新されないまま、ということもないです。本にはリストのテーマだけでなく、それにまつわる話(そのリストを作ることでどういうことが期待できるか、とか)も書かれているので、時間がない時にパラパラ読むだけなことも。時間の取れる時にヨイショ、と気合を入れて、この本とノートとペンを用意し、一つのテーマを選んでじっと考えてみる、みたいな感じで使っています。

アプリでつけておくのも手軽だと思います。NotionとかEvernoteとか、スマートフォンに初期インストールされているメモアプリでも。わたし自身も、書き出すのは紙とペンを使いますが、リストを管理するのはもっぱら先にあげたみたいなアプリです(Evernoteの10年近いユーザーなので……)。

リストとして挙げられている事柄を先に抜粋しましたが、ほとんどが普段生活している上で大切な自分の価値観でありつつ、忙しく生活している上では往々にして忘れてしまっているものでもあります。仕事で忙殺されたり、私生活に思い悩んで心がざわざわしたりする時。未来に訪れるそういう時に作ったリストを見返せば、自分自身のコアを取り戻すというか、過去の自分が寄り添ってくれるような、何となくそんな気持ちになったりします。

昨今の社会情勢上、外に出歩くことより家で過ごす時間が増えたタイミングこそ、ヨイショと気合いをいれるチャンスかな、と思います。必ずしもこの本がお供である必要はありませんが、自分自身のコアを振り返ってみるきっかけとなったら幸いです。

ということで、本だけでなく、本を読んで自分が練り上げていくリストと合わせて、わたしがお守りとしている1冊(1冊?)としている『シンプルリスト』の話でした。


おまけ:わたしのカラーコード

ところで茉莉子さんがお題をまとめてくださったブログ記事のタイトル #FFFFFF 、混じり気の何一つない真っ白を表すカラーコードですね。白、わたしも大好きなカラーです。本来は、目に見える光が全部反射してしまう物体から知覚できる概念のことを白いと言っているので、何物にもならない気高さや気概のある言葉だなぁと思います。

インターネットの世界で使われるカラーコード(Webカラー)は、16進数6桁(ないしは3桁)で表されていて、それぞれの桁が赤、緑、青の割合を表しています。赤、緑、青は光の三原色を表していて、混ぜれば混ぜるほどどんどんと白くなっていきます。FFFFFFは、赤も緑も青も同じ量だけ限界まで混ぜた状態のこと。本来の白という概念は全ての光を反射した結果できる色であり、他の色を用いて説明することはできないんですが、なんかちょっと面白いなといつも思っています。

突然ですがわたしの好きなカラーコードを発表します。

#FCF6FB

RGB(sRGB) R252, G246, B251

FFFFFFで表される白から、ほんの少し緑を減らしたパステルピンクです。色相環的には赤みよりの紫、という位置付けになるかな?エリカという花がありますがまさにそんな感じの色、ということでしょうか、エリカという名前でこの色が紹介されていることもあります。

こういうピンクといえば、大人になってから好きになった色です。自分自身と全然向き合ってこなかった頃には『こんな甘い色絶対似合わない!青みの強い色はわたしには絶対無理!』と決めつけて全然触ってこなかったジャンルであり、その後自分自身でも色の勉強をしてみたり、アナリストさんにみてもらったり、色んな人の声を聞いていて『あ、意外と似合うのかも?』と思ったジャンルでもあります。やりすぎると砂糖を過剰にまぶしたように甘ったるくなりバランスが取りづらいけど、これからどんどん仲良くやっていきたいカラー。

むかしむかし、インターネットでHTMLを書いていた頃はグレーが流行っていたような気はします。チャコールグレー、スレートとかそういう感じの色味で、こちらは生活にかなり取り入れやすいですよね。先にあげたカラーとも相性が良くて好きだなぁ。

+7
無理をしないがスローガン

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